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2008年11月23日

「正しさ暴力」





「正しさ暴力」

学ぶということ・・・、
僕が、尊敬する新潟の清水さんと二人で飲んでいたときにお話ししてくれたこと。

「学ぶということは、たくさん肉付けをしていく作業と同時に、たくさんの余分な物をそぎ落としていく作業だ」

と。こうお話ししてくれました。

本を読んだり、少し勉強したぐらいで、分かったような錯覚に陥ってしまう人間の危うさ・・・。
学びとともに、何か大事なものを失ってゆく人のこころ・・・。

そうしたことを、最近切に感じました。

僕たちは、死ぬまでにたくさんのことを学びます。
「学ぶ」とは・・・、
結局、人は何のために学ぶのか?
そのあたりがとても大切で重要なことのような気がしています。

そんな「学ぶ」ということを考えていたら、最近いろいろ感じることがあったので、船越さんの講演会の内容を載せて考えてみました。
長いですが、ちょっと読んでみてください。
みなさんは、どう感じるのでしょうか?
講演内容が長いので、何回かに分けてブログに載せて見たいと思います。

船越康弘 講演会
2002年1月22日(火) 桑名での講演より
講演会より一部抜粋・・・

 彼女はね、非常にニュージーランドツアーを楽しんでいたんだけれども、一度だけ私に愚痴ったことがあります。「この子に手を上げる夫が憎い」―――――。この言葉を聞いて私の脳裏に浮かんだのは、「正しさ暴力」。
 私は今まで自然食や環境運動をして、不幸になった人をたくさん見てきました。添加物、農薬、大量消費の愚かさを知り、環境保護や自然の流れに沿った生活の素晴らしさを体験し、学びを重ねていく中で、これこそが最良の道であり、自分が正しいことをしているんだという確信を得るようになりました。
 それはそれで大切なことなのですが、今度は自分がこうして養ってきたものが真理だと思い込み、その価値観や常識で他を批判し、裁くようになってしまいがちなのです。
 自然食やエコロジーが目指す所は、人間の健康と平和にあるにもかかわらず、家族や身近な人を裁いてしまい、「どうして分かってくれないの、私はこんなに頑張って‘いいこと‘をしているのに」となってしまうのです。裁かれ批判され自分の存在を否定された人は、たまったものではないでしょう。
 自然食やエコロジー問題に限らず、こうした「正しさ暴力」によって、家族や身近な人ばかりではなく、自分も不幸にしている例が多くあるのです。
 坂田道信さんは、「真理は諸国の中にはなく事実の中にあることを学びました。真理は、現実を変える力がなくてはなりません。現実を変える力とは、縁ある人様を幸せにするということであります」と言っています。人には学びがあり、学びは人間性を広く深くするためにあるはずです。ここまで話したとき、彼女は涙とともに静かにうなずいてくれました。
 
 私達はいろんなことをいろんなところで学びます。この学んだことで私達は頭でっかちになって、背が高くなって、その学んだことで、知らない人を裁くんです。「あなた、間違ってるよ」と。学ぶということは、私たち人間の幅を広くし、深くし、学んでいない人を受け入れるために私達は学ぶんですよ。他を批判し、裁くために学んでいるんではないんです。
 分かってくれないご主人に「あなたは間違っている」。じゃあ、その勉強会に行く金は誰が稼いだんや。(笑)ニュージーランド行く金は誰が稼いだんや。まず感謝心がないんですね。そして「正しさ暴力」で裁いている。
 彼女は、「実はニュージーランドに来る時に、そうやってもう別居状態で離婚届を持ってきた。私はこれを帰ったら渡そうと思う。船越さん、どう思う。」と。
 にこっと私は思ったんですよー。その新野さんという人がかわいらしい好みのタイプの人だったもんですから(笑)別れなはれ、別れなはれ、後で私が責任持ちまっせ、って言って、そのかわり、「今別れたんだったらたぶんあなたは「正しさ暴力」でご主人を否定してきたから、後悔する。
 だから、ひとつだけ、二週間だけ私の言うことを守ってください」それでも駄目だったら、後は私とね、手に手を取って、なんてことを言って、少し口説いたんですけども。
 
 で、何を言ったかっていうと、「そのご主人を、一度は、この人しかいないと言ってあなたは愛した。そして、ご主人のおかげでいっぱい良いことがあった。だから、二週間だけでいいから、別れる前にそのご主人に対して、‘ありがとう‘ と言ってくれ。」「寝る時に、ご主人の顔を天井に思い浮かべて、‘ありがとう ありがとう ありがとう・・・‘2、3分言ってくれ。にっこり笑って・・・」  「笑えないわ!!」「笑えなかったらいい。箸を噛んで。」(爆笑)「心を込めなくていい。今までは、頑張って心を込めた。いらない いらない、にっこり笑って‘ありがとう‘。これだけ二週間やれ。」
 そしたら、一ヵ月後に次のような手紙が来ました。これは、きゅっとまとめて短くしてあるんですけど。本当は、10何枚来たんです。「あ、やった!ラブレターが来たかな」と思って(笑)私も喜んだんですが、残念でした。

つづく・・・。

僕も、「正しさ暴力」を知らず知らずのうちに、たくさんの人達に振るっていたのかもしれません。
「学ぶということ」・・・、もう一度考えて見たいと思います。


船越康弘プロフィール
自然食料理人。1956年岡山県生まれ。
20歳の時、食養を世界に広めた故桜沢如一氏に出会い、真の健康と食べ物を変えると人生が変わることを実感する。その後、食養料理の大家、故小川法慶氏に師事し、「感謝に勝る料理法なし」と言うことを学ぶ。1986年吉備高原の山奥で自然食の宿「百姓屋敷わら」をスタートさせる。
自然食は単なる健康志向ではなく「おいしく 楽しく ありがたく」をモットーに幸せと感謝の行き方に進化発展させる。やがて心も体も癒される宿として人気を高め、全国各地から年間3,000人が訪れ15年間日本一の民宿となる。
多忙な日々を送る中、まずは自分を楽しませ、自分らしく生きることを実現させるために2000年春、日本での実績を捨て家族とともにニュージーランドに移住。わらNZを開業し食と幸せに関する講演、研修、料理教室などを行っている。シュタイナー哲学にも詳しく、実践者でもある。
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Posted by ベジタブル鈴木 at 00:51│Comments(2)お気に入り情報
この記事へのコメント
こんにちは♪

実は、私もね、ずっと、おんなじ様なことを考えているのです。
続きを楽しみにしていますね。
Posted by Noriko at 2008年11月24日 10:45
Norikoさん

そうですか♪
僕も、最近はずっと考えてました。

今日は、風邪気味なのでまた次回に書きますね。
ではでは!
Posted by ベジタブル鈴木 at 2008年11月24日 22:25
 
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    コメント(2)