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お問い合わせは、 info@gunmawen.net本広告は、30日以上記事の更新がされませんと自動的に掲載されます。 記事が更新された時点で、自動的に破棄されます。2008年12月05日
正しさ暴力 その2
「正しさ暴力」
http://yasailife.gunmablog.net/e26513.html
過去のブログ記事(上記に掲載の記事)「正しさ暴力」を見てない人は見てもらえると分かります。
つづき
空・・・、空って息子の名前です。
「空も私も、日本に戻り毎日元気に暮しています。離婚届を準備してニュージーランドに出かけた私が今ここにいます。既に2ヶ月の別居状態。家庭内離婚のような生活が一年近く続いていたので、もう離婚しかないと心に決めての出発でした。自分でも、今、ここで家族4人で一つ屋根の下に暮していることが不思議。そして、しんどいこともあるけれども幸せなんです。ニュージ-ランドに行く前までは、彼のことが空に手をあげる彼のことが憎くて許せなかった。同じ場所の空気を吸うのも嫌で、」・・・すごいですね(笑)
「触れられるのも嫌でした。ところが、今は彼が仕事に出かけるときには、毎日チュッなんて。(笑)それまで私は、私は正しい、とか、私がこんなにやっているのに、とか、なんで私ばっかり、私が私がという態度だったかな。少しでも彼の気持ちを考えたことがあったかな。もしかして彼もしんどかったんだよね。初めてそう思えた瞬間、今までの憎しみがあの涙と一緒に流れ落ち、許せたんです。彼に毎日毎食菜っ葉料理を作っています。ありがとう、と包丁を入れ、パパのお陰でニュージーランドに行けたのよ。こうして私がいるのもぱぱのお陰。素敵な子供たちに恵まれたのもパパのお陰。ありがとう。どうかパパ、パパの心がふわっと柔らかくなって、ほっとする料理になってね・・・、と鍋の蓋をする前につぶやいている毎日です。
彼も急に私達が戻ってきて、最初の2、3週間は面食らって、よそよそしく、どう接したらいいか分からないという感じで、前と何も変わらない。やっぱりダメかも・・・と私もしんどくてくじけそうで、涙がチョチョギレてきた毎日だったけど、繰り返すうち、本当にありがとう・・・、という気持ちになってきて、心から思えるようになってきたんです。笑顔も引きつっていたのに、自然に出てくるようになって。もう二度と自分は笑えないかも・・・なんて思って、この家を後にして、でも、いつも子供達が私に笑いを思い出させてくれて、ニュージーランドでも思い切り笑え、そして今ここに戻ってきて、笑っている自分がいる。そのことに‘ありがとう‘と思えて、自然に自分で口にするたび、胸がジーンとして涙こぼれてくる・・・そんな日々です。何だか、夫の為に始めたことなのに、自分が一番恩恵を受けている、癒されているという感じです。船越さん、‘ありがとう‘のエッセンスを分けていただいて、本当にありがとうございました。」
こういう手紙です。
つづく
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人は、いつでも自分の行動や言動に対して謙虚でなければならない気がします。
自分が言う正しさとは何なのか、常に省みること、自分自身で気づいていくことができるかどうか。
人に対して、自分がそれを言えるような立場であるのか・・・。
言われるがままでも嫌だし、言いたいことを言わないのも良くないし・・・。言い過ぎても良くないし。
難しいですね、そのバランス。
人は学ぶ中で、どれだけインプットした情報を自身で消化してうまくアウトプットすることが出来るか。
知識が増えることで、見えなくなることが非常に多い。正しいなんて人が思ってること事態が正しくないことなのかもしれないのに。人は、やっぱり謙虚に生きたいものです。
そして人はそういった本当の気づきを得られたとき、本当に人に優しくなれる気がします。
「正しさ暴力」
このことは、いろいろなところで当てはまります。
正義のためと言って始めたイラク戦争、本当は石油の利権しかないのに表向きは正しさを強調するどこかの大国。
農業の世界でもそうです。
プランテーション農業のように、先進国やその企業が発展途上国へ行き、外貨を稼げる手段として農業をさせる。
支援と言う名のもとに先進国にとって都合の良い農作物を作らせて、支援を受け続けなければ成り立たないように、巧みに奴 隷のような環境を作り出していく。
そうしたことでいつまで経っても貧困が消えない発展途上国など。
これに対抗するのが、フェアトレードのような、対等な立場で行う貿易だったりする訳ですが。
環境問題でも、食でもそうです。
本当は、環境のことなんかちっとも考えていない企業なんかが「エコ」なんて口先だけのことを言う。
食でもそうですが、「○○もんたのおもいっきり・・・」とかいう番組なんかは、まったく食について考えていません。
僕たちは、こんな人達に騙されたくありません。
騙されちゃいけません。
表面的な情報だけに流されないように気をつけなければならない気がします。
う~ん・・・、ちょっと書き過ぎたかな・・・。
これも正しさ暴力?だったりして・・・。
僕自身も気をつけます・・・。
何だか取り留めのない文章になってしまいました。
すいません。
書いてたら、たくさんの憤りが出てきて、これではマイナスのエネルギーが出まくってますね。
この辺りで止めときます。
では、ではまた!
「正しさ暴力」の船越さんのつづきのブログ書きますよ!!
船越康弘プロフィール
自然食料理人。1956年岡山県生まれ。
20歳の時、食養を世界に広めた故桜沢如一氏に出会い、真の健康と食べ物を変えると人生が変わることを実感する。その後、食養料理の大家、故小川法慶氏に師事し、「感謝に勝る料理法なし」と言うことを学ぶ。1986年吉備高原の山奥で自然食の宿「百姓屋敷わら」をスタートさせる。
自然食は単なる健康志向ではなく「おいしく 楽しく ありがたく」をモットーに幸せと感謝の行き方に進化発展させる。やがて心も体も癒される宿として人気を高め、全国各地から年間3,000人が訪れ15年間日本一の民宿となる。
多忙な日々を送る中、まずは自分を楽しませ、自分らしく生きることを実現させるために2000年春、日本での実績を捨て家族とともにニュージーランドに移住。わらNZを開業し食と幸せに関する講演、研修、料理教室などを行っている。シュタイナー哲学にも詳しく、実践者でもある。